太地沖で、漁船と貨物船が衝突、2人けが/和歌山・大阪

2025年12月07日 19時18分

事件・事故

きょう(7日)昼すぎ、太地町沖で、漁船と貨物船が衝突する事故があり、漁船が転覆し、乗組員2人が骨折などの重傷を負いました。

きょう午後0時半頃、「太地町の梶取崎(かんどりざき)沖で、漁船と貨物船が衝突した」と、近くにいた船から118番通報がありました。

衝突したのは、操業中だった新宮市の漁船「清丸(きよまる)」4・9トンと、千葉から高知に向けて航行中だった大阪の海運会社の貨物船「そうほう丸」499トンで、漁船には2人、貨物船には5人が乗っていました。

漁船は衝突で転覆し、乗組員2人は、事故を目撃・通報した遊漁船によって救助されましたが、62歳の船長の男性は、肋骨や背骨を骨折していて入院し、66歳の男性も左手の指を骨折するなどしていました。

一方、貨物船は、衝突に気づいていませんでしたが、目撃者の船名情報から、第五管区海上保安本部の無線呼び出しによって、現場付近で停泊させられました。貨物船の乗組員にけがはありませんでした。

串本海上保安署が、巡視艇などを出して詳しく調べています。

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