和歌山市の小学校でオーガニック給食

2025年12月05日 14時10分

教育社会

農薬や化学肥料にできる限り頼らず、環境に配慮した食材を使った「オーガニック給食」が、和歌山市内の小学校で提供されました。

オーガニック給食の時間(12月4日・和歌山市立八幡台小学校)

これは、和歌山市が、環境問題や農業について、子どもたちに興味を持ってもらおうと2年前から実施しているもので、これまでは、児童数が少ない小学校だけでしたが、今回は、規模を拡大し、きょう(5日)までの2日間で、和歌山市立の小学校や義務教育学校、あわせて51校すべてで実施されました。

今回の献立は、市内で有機栽培された、さつまいもを使用した味噌仕立ての「さつま汁」と、環境負荷の軽減に配慮して栽培された「ご飯」です。

有機栽培や農業についての学習(12月4日・和歌山市立八幡台小学校)

給食を食べた八幡台(はちまんだい)小学校の6年の女子児童は「いつもよりサツマイモは甘くて、お米はモチモチしていて、美味しかったです。農家さんに感謝して給食を食べたい」と話していました。

また、給食の時間には、有機栽培や農業について、クイズ形式で学んでいました。

和歌山市では、来年度(2026年度)も「オーガニック給食」を実施することにしています。

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