県道海南金屋線バイパス、1月にほぼ開通/和歌山

2025年12月02日 17時43分

交通災害・防災経済

海南市と有田川町を結ぶ県道海南金屋線(かいなん・かなやせん)のうち、トンネルを含む、バイパスの一部区間が、来年(2026年)1月18日に開通します。

県道海南金屋線は、海南市と有田川町を結ぶ主要地方道ですが、山越えの区間は、道幅が狭く、カーブが多い路線となっていました。このため、県では、地域連携の強化などを目的に、2011年から、事業費200億円をかけ、トンネルを含む、延長5キロのバイパス工事に着手しました。

今回開通するのは、海南市別所(べっしょ)から有田川町上六川(かみむつがわ)までの鏡石(かがみいし)トンネル2・6キロを含む、およそ4・8キロの区間で、2車線で整備されます。開通により、走行時間が短縮されるとともに、安全な通行が確保されます。

開通は、1月18日の午後3時で、これに先立ち、同じ日の午前10時から、海南市阪井(さかい)の市立巽(たつみ)中学校で、関係者らによる「開通を祝う会」が開かれることになっています。

なお、県道バイパスの残り200メートルの区間は、引き続き改良工事が行われます。

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