川底から湧き出る温泉が人気の和歌山県田辺市の川湯(かわゆ)温泉できょう（１２／１）、河原に冬限定の「仙人風呂（せんにんぶろ）」がオープンしました。

川湯温泉の河原には川の一部をせき止めて幅およそ３０メートル、奥行きおよそ１０メートルの露天風呂ができました。

きょうは安全を願って地元の寺の住職がお経をあげ、宿泊施設の関係者が風呂にお神酒を注いだ後、観光客らが風呂に一斉に入ると河原に湯煙が広がりました。

地元の観光協会などでつくる実行委員会の芝伸一（しば・しんいち）さんは「最近は外国人観光客も増えました。大自然の中、星空を見ながらの入浴も楽しく、全国に仙人風呂の魅力を伝えたい」と話していました。

田辺市の川湯温泉の「仙人風呂」は、来年（２０２６年）の２月の末まで無料で開放されます。