東洋ライス、コメ価格高騰も精米機事業堅調で今年3月期の決算で経常28億円を計上/和歌山

2025年07月11日 17時39分

社会経済

 金芽米や精米機などコメに関する総合メーカーの東洋ライスは、今年3月期の決算をこのほど発表しました。コメ価格の高騰で原材料の調達コストがアップし利益がやや落ち込みましたが、精米機の販売などが堅調だったことなどから昨年比18パーセントアップの137億円の売り上げを確保し、本業以外の売り上げを含めた経常利益が28億円と増益になりました。

このうち精米機器関連部門では上期に半導体など機械部品不足の影響を受けましたが、大型精米工場からの受注もあり昨年並みの売り上げがあったということです。こうした状況を踏まえ、東洋ライスでは創立60周年事業として積み立てている基金を活用し社会貢献活動に1億4千万円を支出するなど引き続き社会貢献活動を継続していくとしています。

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