宗務総長に今川氏再任 高野山・金剛峯寺で式典

2025年07月06日 13時53分

社会

高野町の高野山真言宗は、きのう(5日)、総本山金剛峯寺(こんごうぶじ)で、執行長(しぎょうちょう)を兼ねる宗務総長に再任された今川泰伸(いまがわ・たいしん)権大僧正(ごんだいそうじょう)64歳の就任式を開きました。

長谷部真道(はせべ・しんどう)管長86歳が、今川氏や新役員12人に辞令を交付しました。宗務総長は金剛峯寺の内局トップで、任期は4年です。

就任式終了後、今川氏は、2034年に予定される「弘法大師(こうぼうだいし)入定1200年の大法会に向けての体制づくりが急務。駐車場の有料化も町と相談しながら進めていきたい」と抱負を述べました。

今川氏は、徳島県美波町(みなみちょう)の薬王寺(やくおうじ)住職で、高野山大学を卒業しています。宗会議員をつとめ、2021年に宗務総長に就任、今年5月の執行長選挙で再任されました。

WBSインフォメーション

WBSショッピング55