熊野那智大社で紫陽花祭 大たいまつ作りも大詰め

2025年06月15日 10時40分

社会

那智勝浦町の世界遺産・熊野那智大社できのう(14日)、アジサイの花を神前に供えて梅雨時の無病息災を祈願する「紫陽花(あじさい)祭」が開かれました。

自然の恵みに感謝する恒例の神事で、アジサイの花を冠に飾り、小枝を手にした巫女(みこ)が優雅な神楽を奉納しました。

また、大社では、今月(6月)30日まで、境内の「紫陽花園」が一般公開され、ガクアジサイやヤマアジサイなどの花が楽むことができます。

一方、境内の作業場では来月(7月)14日の例大祭「那智の扇祭り」を前に大たいまつ作りも大詰めを迎えています。この日も、宮大工が長さおよそ1・4メートル、重さが50きろほどある円筒状の大たいまつの仕上げ作業に汗を流していました。

扇祭りは、火祭りとも呼ばれ、那智の滝の前で氏子に担がれた12本の大たいまつが炎の乱舞を繰り広げます。

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