【参院選】共産党・新人の前久氏が立候補表明
2025年06月11日 16時38分
共産党は、この夏の参議院選挙・和歌山選挙区に、新人で党和歌山県委員会・副委員長の前久(まえ・ひさし)氏69歳を擁立することになりました。
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前氏は1956年、古座川町の出身で、県立古座高校から南九州大学・園芸学部を卒業後、1986年、日本共産党に入党しました。その後、党・県委員会の北部地区委員長や常任委員などを経て、去年(2024年)から県・副委員長を務めています。
国政選挙では、1992年と1995年、それに2022年に、いずれも参議院選挙和歌山選挙区に立候補しましたが、すべて落選しています。
きょう(6月11日)和歌山県庁で記者会見を開いた前氏は「今回の選挙は、物価高騰から暮らしをどう守るのか、アメリカ言いなりの軍事同盟一辺倒から、平和と憲法を守る日本をどうつくるのかが問われている。コメの不足も争点に上がってきていて、自民党農政の失敗によるコメ不足を、農家と農業を守る農政へ転換し、コメを増産する」などと立候補の理由を述べたほか、消費税の減税と将来的な消費税廃止による景気の向上や、行き過ぎた大企業への減税などをやめて、膨大した軍事費の削減による財源の確保を公約として掲げました。
参議院選挙・和歌山選挙区には、このほか、いずれも新人で自民党の二階伸康氏47歳、日本維新の会の浦平美博氏53歳、参政党の新人・林元政子氏51歳、無所属の新人・末吉亜矢氏54歳、無所属の新人・望月良男氏53歳、NHK党の新人・本間奈々氏56歳も立候補を表明しています。