児童が赤ちゃんや保護者と交流 今福小で/和歌山市
2025年06月11日 15時40分
小学生が赤ちゃんとその保護者と交流することで、命の大切さや親への感謝を再認識してもらおうというワークショップがきょう(11日)、和歌山市内の小学校で開かれました。
これは和歌山市が親になるための家庭教育支援条例に基づいて行なっているもので、きょう(11日)は和歌山市の今福(いまぶく)小学校で行われました。
参加したのは4年と6年の児童合わせ40人余りで、公募で参加した3歳未満の子どもを持つ母親11人と子どもが児童と交流しました。
はじめに、参加した母親が出産の苦労や子育ての大変さなどを話し、そのあと、児童がそれぞれの班に分かれて赤ちゃんに手作りのおもちゃで遊んだり、母親から育児の苦労や子どものあやし方などの話を聞いていました。

参加した児童は抱っこした赤ちゃんが泣き出したり、おもちゃに関心を寄せたりしている様子に関心を示していて、「いろんな赤ちゃんがいることがわかった」と感想を話す児童もいました。
参加した母親の中には育児休暇中で何か社会の役に立てばと参加した人や、子どもが人見知りなので児童と触れ合うことで対人関係の向上になればと参加した人もいて、参加者が共に学び合っていました。

市では参加者の感想を書いてもらい児童と参加した母親に渡して交流の感想を伝えることにしています。