【県議会】6月定例会開会・宮﨑知事が所信表明
2025年06月10日 18時58分
6月定例和歌山県議会が、きょう(6月10日)開会し、6月1日の知事選挙で初当選した宮﨑泉(みやざき・いずみ)知事が所信を表明しました。
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宮﨑知事は、4月15日に急逝した岸本周平前知事の後任を決める知事選挙で初当選し、きょう初めて、知事として定例県議会に出席しました。

きょうの本会議で、宮﨑知事は議案の提案理由の説明に先立ち「県民や地域の声を聞き、現場に出向く姿勢を堅持したい。笑顔あふれる和歌山県をつくるためにチャレンジを続ける」と所信を表明し、岸本前知事が取り組んでいた“こどもまんなか和歌山”の推進や、熊野白浜リゾート空港の滑走路延伸、人手不足対策や脱炭素社会の推進、災害対策、中小起業支援、観光や宇宙関連産業の発展、地域公共交通の維持、ジェンダーフリーの実現などを継承するとともに、財政危機警報を受けた健全な財政運営を行う方針を示しました。
今回の6月県議会で、県当局は、所得制限で就学支援金が認定されなかった高校生への教育費支援や、災害時の避難所での歯科保健医療体制を支援する事業費など、一般会計の総額で5億4600万円を増額する6月補正予算案、景観法の規定に基づき、景観行政団体になった白浜町へ県の業務を移管するための条例の一部改正案などを提案しました。
6月定例県議会は、きょうから6月27日までの18日間の会期で行われることが決定し、あすも本会議が開かれたあと、6月18日から20日までと23日に一般質問、24日からは常任委員会、26日と27日に再び本会議が開かれる予定です。
和歌山放送では、県議会の模様を、あすと、一般質問の日、そして最終日27日のいずれも午後9時半から、録音ダイジェストでお伝えする予定です。