古座川町で、きょう（８日）、プロレスの大会が開催され、地元選手の活躍に、観客から大きな拍手や歓声がわき起こっていました。

これは、「ランズエンドプロレスリング古座川大会」で、町内でジビエの加工・販売を行いながらプロレスラーとしても活躍するジャイアン貴裕(たかひろ)選手の凱旋公演として、地元観光協会の主催で行われました。

開会式では、古座川町の大屋一成(おおや・かずしげ)町長もリングに上がり、「きょうのレスラーたちの戦いが、あすからの古座川町の力になってくれればうれしい」と、力強く開会を宣言しました。

リングでは、県内在住の格闘家らによるエキシビションマッチも行われ、大きな歓声や声援が飛んでいました。

そして、メインイベントの３対３タッグマッチに、ジャイアン貴裕選手が登場すると、ひときわ大きな拍手が沸き起こり、ジャイアン選手がフォール勝ちを収めると、割れんばかり歓声とジャイアンコールに包まれました。

町内の８０代の男性は「テレビでしか見たことがなかったからうれしい。元気をもらえた」と話し、２人の子どもと訪れた３０代の女性は「子どもたちも興奮している。音がスゴくて、実際に見に来て良かった」と話していました。

そして、試合後には、レスラーらが、餅まきやお菓子まきを行い、観客と交流し、大会を締めくくりました。