岩出市で幼年美術の会研修会開く/和歌山
2025年06月07日 14時23分
県内の幼稚園教諭や保育士を対象にした「第57回 和歌山幼年(ようねん)美術の会・研修会」が、きょう(7日)岩出市波分(はぶ)の和歌山中央幼稚園で行われました。この研修会は、子どもの美術教育の向上を目的に元教員らでつくる和歌山幼年美術の会が主催して毎年行われているものです。参加した教諭や保育士は、グループに分かれて、持参した子どもたちの絵について話し合った他、実技研修として、粘土や絵の具、版画、工作の手法について講師の指導を受けました。主催した、和歌山幼年美術の会の南方秀昭(みなかた・ひであき)会長は「図工や美術の教育は、子どもの良さを引き出すことが大切です。実技研修では、講師から実技の指導を受けることで、教諭や保育士が、美術や図工の楽しさ、指導の課題を実感してもらうのがねらいです」と、話していました。また、絵本「ごんぎつね」「手ぶくろをかいに」「ゆきのひのころわん」などの絵で知られる絵本画家の黒井健(くろい・けん)さんによる「絵本の絵について」と題した講演も行われ、参加者は熱心に聞き入っていました。
