「測量の日」和歌山工業高校で出前事業
2025年06月02日 18時24分
6月3日の「測量の日」にあわせて、県立和歌山工業高校では、きょう(2日)、測量に関する出前事業が行われました。
これは、測量技術により深い興味を持ってもらい、職業選択に役立ててもらおうと、和歌山工業高校の土木科の生徒を対象に、一般社団法人・県測量設計業協会が、国土地理院近畿地方測量部の協力で行ったものです。
きょう(2日)は初めに、土木科の2・3年生のあわせて61人が国土地理院近畿地方測量部の職員から測量の歴史ややり方、地図の作成方法などを学びました。

その後、土木科の中でも最新の測量技術について学ぶDX測量班の7人が、近代技研の職員に教わりながら、実際に測量に使われる機器や、空中写真をもとに3Dモデルを作成するソフトウェアを活用した測量を体験しました。


参加した中辻皓也さんは、「将来、測量系の仕事をしたいと考えているので、今回の授業はとても楽しかった。専門学校に進みより専門的に勉強した後、就職したいと思う」と話していました。
また、県測量設計業協会の大松憲司さんは、「このような機会を設けることで、測量に興味を持っていただき、将来測量設計業界や建設産業へ就職するきっかけになれば」と話していました。