【選挙】和歌山知事選・県議会議員・日高郡選挙区の補欠選挙 あす(1日)投開票
2025年05月31日 15時51分
岸本周平前知事の死去に伴う和歌山県知事選はあす(1日)投票、即日開票されます。
立候補しているのはいずれも新人で、共産党の県副委員長松坂美知子(まつざか・みちこ)氏68歳と自民、立民、国民、公明推薦の与野党が相乗りで支援する無所属の前副知事宮﨑泉(みやざき・いずみ)氏66歳の2人です。
宮﨑氏は、小中学校の給食費無償化をはじめ岸本氏の政策を引き継ぐ意向を表明。
県内の町村長でつくる町村会からも推薦を得て組織戦を展開し、手堅く支持を広げています。
松坂氏は物価高対策として、最低賃金の引き上げを主張。
有事での自衛隊や海上保安庁による利用に備えて整備する「特定利用空港・港湾」として、南紀白浜空港の指定を受け入れた県の対応について「県民に危険をもたらす」と撤回を唱えています。
投票はあす(1日)、一部を除いて午前7時から午後8時まで県内807の投票所で行われ、即日開票されます。
和歌山県の選挙人名簿登録者数は今月14日時点で77万23人。前回2022年の投票率は39・86%でした。
また、議員の辞職に伴い欠員1となっている和歌山県議会議員・日高郡選挙区の補欠選挙も、あす(1日)投票、即日開票されます。
立候補しているのは、届け出順に、元・日高町議会議員で自民党和歌山県連の推薦を受けた芝充彦(しば・みつひろ)候補53歳と、美浜町のまちおこし団体代表・岩永淳志(いわなが・あつし)候補26歳の、いずれも無所属の2人です。
投票は、あす(1日)日高郡内89の投票所で行われ、即日開票されます。
今月22日現在、日高郡内の選挙人名簿登録者数は4万372人です。