パンダ返還を前に、白浜観光が好調/和歌山

2025年05月29日 18時20分

経済

白浜町のアドベンチャーワールドで飼育されている4頭のジャイアントパンダが、来月(6月)末に、中国に返還されることが決まったことから、それまでに見ておきたい人などで、白浜観光が好調となっています。

空の便では、今月(5月)の東京・羽田と南紀白浜間の定期便の搭乗率が、去年(2024年)の同じ時期に比べ、3割アップしています。

県では、アドベンチャーワールドの協力を得て、来月(6月)の1か月間、南紀白浜・午前9時30分発のJAL212便の搭乗客に、4頭のパンダのオリジナルポストカードをプレゼントします。返還される4頭のパンダのかわいい表情をとらえた4枚組のオリジナルカードで、出発ロビーの手荷物検査場前で搭乗客に配布します。

212便は、他の便より比較的空いているため、県では利用促進を図るため、この便に限り、記念グッズを配布することにしました。

パンダの返還が発表されて以降、JR紀勢線の特急くろしお号も、朝、白浜方面に向かう列車や、夕方、白浜方面を出発する列車を中心に、満席になるなど、白浜方面への観光客が目立っています。

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