道の駅「海南サクアス」が「防災道の駅」に選定

2025年05月28日 16時29分

交通災害・防災

海南市下津町()(しもつちょう)の国道42号沿いにある道の駅「海南サクアス」が、このほど、国土交通省から「防災道の駅」に選定されました。和歌山県内では、すさみ町の道の駅「すさみ」に続いて、2か所目となります。

「防災道の駅」に選定された道の駅「海南サクアス」(海南市下津町)

防災道の駅は、大規模災害時の広域的な支援拠点として、国が一定の条件を満たした道の駅を選定して決めるもので、海南サクアスを含めて、全国に79か所あります。非常用発電機や、備蓄物資、災害用トイレなどの装備があることや、災害後の業務の継続に関する計画・BCPを策定していること、自治体などとの連携体制を整えていることなどが選定の条件となっています。

海南サクアスには、駐車場や休憩施設のほか、地元の農水産物やスイーツなどが味わえる直売施設があり、連日、県の内外から多くの観光客が訪れるほか、6月7日には、国道42号のバイパスとなる「有田()海南(ありだかいなん)道路」の一部区間も開通する予定で、より多くの利用が見込まれています。

海南市の神出政巳(じんで・まさみ)()市長は「紀北で初めての防災道の駅となり、地域の安全安心に貢献できる施設として、重要な拠点になる」と話しています。

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