紀の川市、コンビニ発行の住民票など一律10円に

2025年05月27日 17時46分

政治社会

紀の川市では、マイナンバーカードを使って、全国のコンビニで、住民票などの証明書の発行が受けられるサービスについて、来月(6月)1日から、手数料を一律10円に減額することにしました。

説明する紀の川市の岸本健市長

これまでは、証明書により200円や450円と、窓口と同じ金額でした。手数料10円は、県内で初めてです。

紀の川市では、市民のマイナンバー取得率が9割を超えていることもあり、市役所に行かなくてもマイナンバーカードを使って証明書の発行を受けられる「行かない窓口」を推進していて、窓口サービスの業務量削減を図ることにしてます。

コンビニでの証明書発行は、戸籍関係の書類が、平日の午前9時から午後5時半まで、住民票や印鑑登録証明書、所得の課税・非課税証明書は、年末年始を除く毎日、午前6時半から午後11時まで、発行可能です。

なお、発行手数料10円は、当面、今年度中は実施します。

紀の川市によりますと、2023年度に、コンビニで発行された証明書は8千件で、市全体の発行件数の15・7%を占め、発行手数料収入は減少するものの、来年度(2026年度)には、全体の4割程度までに、引き上げたい考えです。

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