和歌山県警「交通安全夢大使」のパンダに感謝状
2025年05月20日 19時38分
和歌山県警察本部は、2019年から6年間にわたって「交通安全和歌山夢大使」を務め、来月(6月)中国へ返還されることになった、白浜町のアドベンチャーワールドの2頭のジャイアントパンダに、きょう(5月20日)感謝状を贈呈し、ねぎらいました。

和歌山県警では、子どもの交通事故防止を県民に広く訴えようと、2019年7月、アドベンチャーワールドで暮らすメスのジャイアントパンダ「彩浜(さいひん)」を「交通安全和歌山夢大使」に委嘱し、全国や県独自の交通安全運動などの啓発キャラクターとして広報を繰り広げたほか、2022年7月からは、同じくメスのジャイアントパンダ「楓浜(ふうひん)」を2代目の夢大使に委嘱し、交差点での一次停止や自転車の安全運転などの啓発活動をPRしてきました。
しかし、パンダの繁殖や保護を目的とした中国と日本の共同プロジェクトが、ことし(2025年)8月で契約満了をむかえることから、前倒しで6月末を期限に、アドベンチャーワールドのメスのジャイアントパンダ4頭全てを中国に返還させることになり、県警が感謝状を贈って、6年間に及んだ夢大使としての活躍をたたえたものです。
に感謝状を贈呈する県警の山田守孝交通部長(右)(5月20日・白浜町・アドベンチャーワールド).jpg)
けさ、アドベンチャーワールドに、県警の山田守孝(やまだ・もりたか)交通部長が訪れ、中尾建子(なかお・たつこ)副園長に彩浜と楓浜に宛てた感謝状を手渡しました。
県警では「これまでの2頭の貢献に感謝し、引き続き交通安全への意識を大切にして欲しい」と県民に呼びかけています。