【知事選】選挙公報配布中・和歌山県選管のサイトでも公開

2025年05月19日 18時27分

政治

来月(6月)1日に投票が行われる、前知事の死去に伴う和歌山県知事選挙の選挙広報が作成され、新聞の折り込みなどで配布されているほか、和歌山県選挙管理委員会のウェブサイトでも公開されています。

選挙公報は、立候補者の選挙公約などを立候補者が用意した原稿のまま掲載し有権者に知らせるもので、くじの順で掲載され、新聞折り込みなどの形で配布されるほか、県・選挙管理委員会のサイトにも掲載されます。

今回の選挙公報では、くじの順に、共産党の新人・松坂美知子(まつざか・みちこ)候補68歳と、無所属の新人・宮﨑泉(みやざき・いずみ)候補66歳の公約やプロフィールなどが掲載されています。

松坂候補は「県民のくらしを助ける県政へ」というスローガンを掲げ、物価高対策として、中小企業や福祉・介護事業所などが賃上げするために、労働者1人あたり5万円の支援金制度を創設することや、子育て・教育政策として、若者の奨学金返済支援や、子どもの国民保険料ゼロ、教員の増員、県の学力テストの廃止など、医療・介護政策として、訪問介護事業所支援や、病院の経営危機打開に向けた公費の投入、後期高齢者医療保険料の引き下げ、このほか、南紀白浜空港の軍事利用を許さないとして、特定利用空港化の撤回や、消費税を一律5%に減税することの国への申し入れなどを公約として掲げています。

宮﨑候補は「県民によりそい、笑顔あふれる和歌山へ。」をスローガンに掲げ、「岸本周平知事が目指したのは県民の笑顔でした。少子高齢化や人口減少など大きな課題があっても、未来に希望をもって笑顔あふれる和歌山にしていくことが岸本知事の遺志であり、私の強い思いでもあります」などとメッセージを綴っています。その上で、誰もが未来に向けて歩んで行ける社会を実現し、県内産業の人手不足や収益を高める取組みへの支援、誰もが働き続けられる社会の実現を公約に掲げ、和歌山のために「未来を創る多様な個性をはぐくみ、いきいきと働くことができる仕事をつくり、いのちとくらしを守り、住みよい和歌山、住みたくなる和歌山をめざす」と宣言しています。

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