和歌山市の宿泊客数年度別統計で昨年度2024年は過去最多の100万人越え 

2025年05月17日 13時57分

交通社会経済

和歌山市内のホテルや旅館などに昨年度(2024年度)の宿泊した人の数は、年度別統計を取り始めて以降初めて100万人を超えたことがわかりました。インバウンド客の利用も堅調な上、市外からの宿泊客も伸びていることや宿泊施設の増加が宿泊者増を加速させたとみられます。
この調査は和歌山市がまとめたもので昨年度(2024年度)は、2018年度より3万人増えおよそ104万人でした。このうち海外からのインバウンド客は10万人で、新型コロナウイルス感染症が拡大し宿泊客が落ち込んだ2020年度以前の水準まで回復しています。
市内の宿泊客の増加について市では関空に近く、和歌山県内の観光へのゲートウェイとして和歌山市に宿泊する人が多いとみていて、市内に宿泊し、大阪や市外の観光地に向かう人も多いとみています。
市内では市内中心部て宿泊施設が近年増加しているほか、大阪 関西万博の開催で大阪市内の宿泊施設がひっ迫し、価格も高騰していることも影響して和歌山市内の宿泊客増加を加速させている様子もあります。
和歌山市の尾花正啓市長は、「和歌山県のゲートウェイとしての観光PRしていくほか、市内の観光地の魅力発信にとどまらず、魅力を高めたい」と和歌山市への誘客に期待を寄せています。

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