自転車交通違反の一斉取り締まり、4件の検挙

2025年05月15日 18時07分

事件・事故交通

自転車利用者の交通ルールの遵守意識を高めるため、県内12の警察署と交通機動隊は、きのう(14日)一斉に取り締まりを行い、4件を検挙したほか、119件の指導警告を行いました。

きのうは警察官79人と22台が出動し、県内の12の警察署がそれぞれ選定した「自転車指導啓発重点地区・路線」15か所で、去年(2024年)事故の多かった午後4時から午後6時の2時間、自転車の交通違反を取り締まりました。

その結果検挙件数は、一時不停止や信号無視、遮断踏切立ち入りであわせて4件、指導警告件数は、携帯電話の保持や並進禁止などで119件でした。

去年11月には改正道路交通法が施行され、自転車運転中のスマートフォンなどを注視するながらスマホの罰則が強化されましたが、今回の取り締まりで検挙はなかったものの、携帯電話の保持での指導警告が6件ありました。

県警交通指導課の担当者は、「スマートフォンを注視することで、安全不確認や一時不停止など危険につながる」として今後も取り締まりや広報活動を続け、県民に交通ルールの遵守を呼び掛けるとしています。

県警のまとめによりますと去年1年間に発生した自転車事故は200件、死者は6人となっていて、おととし(2023年)と比較すると事故件数は減っているものの、依然多い状況が続いています。

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