「ツール・ド・熊野」第2ステージ『古座川清流周回コース』
2025年05月09日 18時25分
国内外のトップ選手による国際自転車競技連盟公認・国際自転車ロードレース「第25回ツール・ド・熊野」2日目のきょう(9日)は、9日は、第2ステージとして『古座川清流周回コース』でレースが繰り広げられました。
「ツール・ド・熊野」は、国際自転車競技連合公認の国際ロードレースで、これまで3日間で開催されてきましたが、第25回となる今回は昨日行われた『印南かえる橋周回コース』が新たに加わって4日間で海外7、国内12の19チームが参加して開催され、トータルの走行距離は464キロとなります。
きょう(9日)は午前9時20分から古座川町の蔵土(くろず)多目的広場でスターティングセレモニーが行われ、古座川町の大屋一成(おおや・かずしげ)町長が「この盛大なサイクルレースが大きな起爆剤になると思う。古座川町のファンを増やしていきたい」と挨拶し、大会の開催を歓迎しました。

きょうのレースの舞台は、第2ステージの『古座川清流周回コース』で、蔵土(くろず)多目的広場をスタート、国の天然記念物に指定されている日本最大の巨岩・「一枚岩」を望む126・7キロのコースでタイムを競いました。

大阪堺市から来たという60歳の男性は「自転車競技が好きだ。古座川は初めて来たが道が広くていいコースだと思う」と話していました。
また、島根県から来たという40代の親子は「娘が興味を持ってくれたので一緒に観戦に来た。今日から3日間応援するチームに声援を送りたい」と話してくれました。
近くにある三尾川(みとがわ)小学校の生徒たちは雨の中決勝ゴールの観戦に訪れました。6年生の女子生徒は「こんな雨の中、先週の走りがすごかった」と感動したようにゴールしてくる選手に大きな声援を送っていました。
「第25回ツール・ド・熊野」第3ステージのあす(10日)は、三重県を中心とした「熊野山岳コース」、最終日の11日は、第4ステージとして「太地半島周回コース」で、熱い戦いが行われます。
和歌山放送では、連日、現地からレースの模様をリポートするほか、結果や翌日の見どころなどもお伝えします。