ＪＲ西日本が発表した、先月（４月）２５日からおととい（６日）までの大型連休期間の利用状況によりますと、京都や新大阪と、和歌山県南部とを結ぶ紀勢線の特急くろしおの利用者は去年（２０２４年）に比べて、２３％と大幅に増加し、７万５０００人でした。

白浜町のレジャー施設アドベンチャーワールドが、ジャイアントパンダ４頭すべてを中国に返還すると、連休直前に発表し、多くのファンが駆け込みで訪れた効果とみられます。

山陽新幹線は、３％増加の１７６万６０００人、去年３月に金沢―敦賀間が延伸開業した北陸新幹線も３％増加の３９万人でした。

在来線特急全体では、去年より５％増加して７３万２０００人でした。このうち関西空港線の特急はるかは１３％増加の１４万６０００人でした。