「ツール・ド・熊野」初めての印南町で開幕

2025年05月08日 17時41分

イベントスポーツ

国内外のトップ選手による国際自転車競技連合公認・国際自転車ロードレース「第25回ツール・ド・熊野」が、きょう(8日)、初めてコースとなった印南町で開幕しました。

選手に声援を送る児童・生徒たち(印南町・かえる橋)

海外7、国内12の19チームが参加し、今月(5月)11日まで、4日間にわたり、和歌山と三重にまたがる紀伊半島南部を舞台に、464キロで熱戦が展開されます。

大会の開会にあたり、あいさつした印南町の日裏勝己(ひうら・かつみ)町長は「子どもたちも、たくさん来てくれて、印南町の新しい始まりの日かなと思う」と話し、「ツール・ド・熊野」の開催を歓迎しました。

初日のきょうの舞台、第一ステージは、印南町役場前をスタートし、シンボルのかえる橋も通る「印南かえる橋周回コース」で、標高差109メートルの道路17・9キロを7周しました。

沿道には、町内の4つの小学校と4つの中学校の児童・生徒、あわせて600人ほどが観戦に訪れ、大きな声で声援を送っていました。このうち、稲原(いなはら)小学校6年の男子児童は「すごく速くて、カッコよかった」と話し、女子児童は、「色がカラフルな大会を見たことがなかったので、すごい」と興奮気味に話していました。

また、町内に住む60代の女性は「国体の自転車競技に関わったが、今回は規模が大きく驚いた。印南町は、自転車レースのコースとしては、とても良いところだと思う」と話しました。

一方、清流(せいりゅう)中学校3年の男子生徒は「興奮しています。トップレベルの選手が、地元で見られて、恵まれていると思う」と話し、女子生徒は「このようなレースが開催されるのは、素晴らしい。いろいろな人と関われてうれしい」と話していました。

「第25回ツール・ド・熊野」第2ステージのあす(9日)は「古座川清流周回コース」、第3ステージの10日は、三重県を中心とした「熊野山岳コース」、そして、最終日の11日は、第4ステージとして「太地半島周回コース」で、熱い戦いが行われます。

和歌山放送では、連日、現地からレースの模様をリポートするほか、結果や翌日の見どころなどもお伝えします。

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