高等教育共創コンソーシアム和歌山メンバーらが万博で成果発表

2025年05月04日 18時48分

教育社会

大阪・関西万博の会場で、きょう(4日)、高等教育共創コンソーシアム和歌山のメンバーらが、和歌山県内で取り組んできた活動の成果発表を行いました。

成果発表は、大阪・夢洲(ゆめしま)の大阪・関西万博会場内にあるTEAM EXPO(チーム・エキスポ)パビリオンで、連休期間のきのう(3日)からあす(5日)までの3日間行われています。

那賀チームの発表の様子

地域魅力創出プロジェクトと題した、この取り組みは、万博の参加型のプログラムのひとつ、共創チャレンジプロジェクトに、県内7つの振興局と、県内の大学生や高専生らで構成された高等教育共創コンソーシアム和歌山のメンバーが、一緒になって参加し、それぞれの地域課題の解決に向けて、若い世代の視点を取り入れた提案を発信しようと行われているものです。

那賀チームの発表の様子

2日目のきょうは、那賀と海草の2チームの取り組みに関する展示とステージ発表が行われました。那賀チームは、「紀の川エリア サイクリングによる誘客・周遊促進」をテーマに、サイクリング初心者や未経験者向けの動画やチームで考えたサイクリングコースの紹介を行いました。

那賀チームの展示の様子

また、海草チームは、「国道370号の利用促進」をテーマに発表し、東西の移動を促すために考えた家族連れや若い女性向けなど、ターゲット別の3つの観光コースを提案しました。

海草チームの発表の様子

那賀チームに所属する和歌山大学大学院システム工学科2年の杉原和希(すぎはら・かずき)さんは、「発表の出来は80点。あとの20点は展示で、100点にしていきたいと思っています。これからは、私たちが作った猫のルートの広報活動やサイクリングコースの宣伝をしていきたいです」と話していました。

海草チームの発表の様子

また、海草チームの和歌山大学経済学部4年の宮﨑一輝(みやざき・かずき)さんは、「観光地の魅力が多い地域だと思います。今回、YouTube(ユー・チューブ)をアップしましたが、あまりPRをする時間がなかったので、広報に力を入れていきたいです」と意気込んでいました。

海草チームの展示の様子

TEAM EXPOパビリオンでは、あす(5日)も、日高・有田・伊都の3チームの成果発表が行われることになっています。

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