白い砂浜のリゾートとして人気が高い白浜町の白良浜できょう（３日）、海開きが行われ、一足早い夏の訪れを告げました。

白良浜では、観光協会の役員ら関係者らが参列して海開きの神事が営まれ、期間中の無事を祈願しました。

そして、白浜町の大江康弘（おおえ・やすひろ）町長は「パンダがいなくなるとご心配をおかけしていますけれど、本来これが白浜町の姿だと思っています。先人が残してくれたきれいな白良浜も含めてこれらの資源を有効に活用して多くの皆さんに楽しんでいただく良い転機ではないかと私は思っています」と挨拶しました。

きょう（３日）の白良浜は快晴、午前９時現在の水温は１９度で、海水浴客らは関係者によるテープカットを合図に一斉に海へと駆け込み、初泳ぎを楽しんでいました。

海開きに合わせて大阪から白浜町を訪れ、海に入ったという女性は、「冷たかったけれど気持ちよかった」と話していました。