【選挙】田辺市長に、現職・真砂氏、6選果たす
2025年04月28日 00時08分
任期満了に伴う田辺市長選挙の投票が、きのう(27日)行われ、即日開票の結果、現職の真砂充敏(まなご・みつとし)市長67歳が、新人候補をやぶり、6回目の当選を果たしました。

田辺市選挙管理委員会が、27日午後11時30分に発表した開票結果は次の通りです。敬称は省略します。
当選 真砂 充敏(まなご・みつとし) 無所属・現 2万4216票
中本 恵三(なかもと・けいぞう) 無所属・新 6524票
以上が、この日行われた田辺市長選挙の開票結果でした。
投票率は、56・54%で、4年前の前回選挙に比べ、2・82ポイント低く、過去最低となりました。当日有権者数は、5万6978人でした。
真砂氏は、1957年、田辺市(旧中辺路町)生まれの67歳で、修成(しゅうせい)建設専門学校を卒業後、旧中辺路町議会議員を経て、旧中辺路町長を3期つとめ、2005年の市町村合併に伴う田辺市長選挙で初当選し、今回6回めの当選を果たしました。

選挙事務所前で、支持者らとバンザイをして、喜んだ真砂氏は、「まずは、人口減少対策、それに、高等教育機関の設置」と述べ、ともに、今後、早い時期に具体策を示していきたいと話しました。そして、改めて、今後の抱負について、「課題はたくさんあるが田辺市には魅力もたくさんある。そういう魅力を最大限に活かせるような、まちづくりと、住民一人ひとりが大切にされて、幸せが実感できるような、街を実現したいと思うし、未来につながっていくような取り組みを進めていきたい」と述べました。