【知事選挙】自民県連、宮﨑副知事の推薦決める/和歌山県
2025年04月26日 18時25分
和歌山県の岸本周平知事の死去に伴い、来月(5月)15日に告示される和歌山県知事選挙を巡り、自民党和歌山県連はきょう(26日)代表役員会を開き、和歌山県副知事の宮﨑泉氏66才を推薦することを決めました。宮﨑氏は来週にも記者会見を開き立候補を正式に表明します。
知事選挙の候補者擁立を巡っては、県内21全部の町村でつくる町村会が一時、別の元県幹部の擁立を模索していました。今回は自民と足並みをそろえるとみられ、保守分裂の選挙は回避される見通しです。きょう(26日)の役員会は和歌山市内で開かれ、宮﨑氏を推薦することを全会一致で承認しました。県連は宮﨑氏の立候補の表明を受けて党本部に推薦を上申します。
自民党和歌山県連の石田真敏会長は会合後の記者会見で、「岸本前知事の急逝という非常事態に(宮﨑氏は)適任だ」と話しました。県町村会は今月(4月)30日に対応を協議します。宮﨑氏は今月副知事に就任し現在知事の職務代理を務めています。宮﨑氏は岸本氏が亡くなった後、自民から水面下で打診を受け、前向きな考えを伝えていました。