ビデオ通話の偽警官にだまされ40代の男性、230万円余りの特殊詐欺被害/和歌山県警

2025年04月26日 13時44分

事件・事故社会

大阪市に住む40代の男性が大阪府警の警察官を名乗る女にだまされ230万円余りをだまし取られたことが白浜警察署の調べでわかりました。警察によりますと男性は県内に帰省中で、きのう(25日)午後、「詐欺の犯人を取り調べたところ、あなたの金融機関の口座が使われていた。あなたにも詐欺の容疑がある」といううその電話にだまされました。警察官を名乗る女が男性に出頭を求めたところ被害者の男性が「帰省中でいけない」と話すと、女はメッセージ通話のアプリをダウンロードさせ男性にビデオ通話で「逮捕されるか、金の流れを調べるため入金するか」の選択を迫ったということです。その後男性が「本物の警察官か」と尋ねたところ通話が途切れ音信不通となったことから詐欺被害に遭ったと気づきました。男性に架かってきた電話は、海外から発信されたとみられ、警察からの電話を装った着信番号だったということです。

警察は特殊詐欺事件とみて調べています。県内では最近警察からの電話番号を装った特殊詐欺電話がかかっていて市民に注意を呼びかけています。また警察官や検察官、役所の職員らが金を要求したり、事件捜査をすることはないのでこうした非常識は要求は特殊詐欺を疑い、警察に直接相談するなど内容が事実かどうかを確認することが必要です。県警の相談ダイヤルは0120-508-878です。

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