下里水路観測所、レーザー測距公開実演、5月12日に
2025年04月22日 18時03分
那智勝浦町にある第五管区海上保安部の下里(しもさと)水路観測所で、来月(5月)10日、観測施設やレーザー光を使った観測の様子などが公開されます。これは、海上保安の日(5月12日)の関連行事として実施されるものです。
下里水路観測所は、1954年、船舶の航行に必要な情報を収集するために設立された、海上保安庁で唯一の水路観測所で、かつては、地磁気観測や天体観測を実施していましたが、1982年からは、現在のレーザー光を使った人工衛星までの距離の測定が行われています。
当日は、那智勝浦町下里(しもさと)にある下里水路観測所で、海上保安庁や観測所の業務の紹介のほか、観測所施設の公開と人工衛星レーザー測距観測の実演が行われます。
見学は、午後3時から4時半までと、午後7時から9時までの2部制で、それぞれ20人の定員で参加者を募集しています。希望者は、電話またはメールでの申し込みが必要で、あす(23日)から先着順に受付けられます。受付期間は来月(5月)7日までですが、定員になり次第締め切られます。なお、夜間の部について、高校生以下の参加は保護者同伴となっています。
詳しいことや過去の施設公開の様子などは、ホームページに掲載されています。