【知事選】自民県連・宮﨑副知事の擁立を検討
2025年04月21日 22時07分
自民党和歌山県連は、来月(5月)15日に告示される岸本周平知事の死去に伴う和歌山県知事選挙で、宮﨑泉(みやざき・いずみ)副知事66歳を擁立する方向で検討していることが、複数の関係者の話でわかりました。

和歌山県連は、きのう(4月20日)和歌山市内で開いた代表役員会で、知事選挙の候補者の人選を執行部に一任する方針を確認し、水面下で複数の人に打診し、宮﨑副知事から前向きな意向を得たということです。
宮﨑副知事は、県の知事室長や県教育委員会の教育長などを経て、今月(4月)から副知事に就任しています。
自民党県連には現職の国会議員を推す声もあるほか、選挙に大きな影響を持つ県・町村会は別の元・県幹部の擁立を模索していましたが、県連の幹部は「保守で団結して知事選挙に臨みたい」として、町村会とも対応を協議する方針です。
自民党は、前回の知事選挙で岸本知事を推薦した経緯があり、去年秋(2024年)の衆議院選挙に続く保守分裂を回避したい考えで、党内の調整を進めることにしています。