【参院選】浦平美博県議が維新から立候補表明
2025年04月19日 18時21分
日本維新の会は、和歌山県議会議員の浦平美博(うらひら・よしひろ)議員53歳を、この夏の参議院選挙で和歌山県選挙区から擁立することを決め、きょう(4月19日)和歌山市で記者会見を開いて発表しました。
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浦平議員は、1971年、和歌山市生まれで、県立和歌山北高校から国士舘大学を卒業後、公立高校の教諭や私立高校の教員などを経て、和歌山市議会議員を2期務めたあと、おととし(2023年)の県議会議員選挙で日本維新の会から初当選し、現在1期目です。
浦平議員は、記者会見で「和歌山の参議院の議席は自民党の独占状態が続いてきたが、党利党略や人事を死守するための政治ばかりで、その結果が社会保険料の増加や物価高などに繋がったのではないか。今のこの政治でいいのか、一石を投じたい」と述べ、一次産業の振興や大阪との経済連携の強化などを訴え、県議会議員は、自らが関わった請願の審議が残っているなどとして、6月定例会まで務めたあと、辞職する考えを示しました。
参議院選挙の和歌山選挙区では、これまでに、自民党の新人・二階伸康(にかい・のぶやす)氏47歳、立憲民主党の新人・村上賀厚(むらかみ・のりあつ)氏65歳、参政党の新人・林元政子(はやしもと・まさこ)氏51歳、無所属の新人・望月良男(もちづき・よしお)氏52歳、無所属の新人・末吉亜矢(すえよし・あや)氏54歳が立候補を表明しています。
ところで、日本維新の会は立憲民主党に対し、和歌山など参議院選挙の1人区で、野党候補の一本化に向けた「予備選挙」を行うよう申し入れていて、同席した維新の岩谷良平(いわたに・りょうへい)幹事長は「立憲側からは、一発勝負で、政党名と候補者名を明記する世論調査を行い、多くの民意を得た方を候補とする方式を提案されている」と明らかにしたうえで「今月中から来月(5月)前半ぐらいまでに具体的な方法を決めたい」と述べました。