和歌山市で男児2人がO157に感染
2025年04月18日 19時01分
和歌山市の10歳未満の男の子2人が、腸管出血性大腸菌O157に相次いで 感染して発症したことがわかりました。和歌山県内でO157の感染が確認されたのは、今年(2025年)になって3人目です。
和歌山市保健所によりますと、一人目の男の子は、今月(4月)8日に下痢や血便などの症状が出て医療機関を受診し、翌9日に入院して検便の結果、12日になって腸管出血性大腸菌O157に感染していたことがわかりました。
また同居する男の子も同じ症状で12日に入院し、16日にO157に感染していたことがわかりました。2人とも退院し、症状は治まっているということです。O157の感染者が県内で確認されたのは、今年になって3人目です。
腸管出血性大腸菌O157は、年間を通じて発生する感染症ですが、和歌山市保健所では、調理や食事の前、排便の後は手洗いを徹底するとともに、生肉などの食品には十分火を通し、調理後の食品を残さず食べきってしまうよう注意を呼びかけています。