熊野本宮大社・音無茶の新茶祭・30日開催
2025年04月19日 18時08分
田辺市本宮町の世界遺産・熊野本宮大社では、地元で採れる「音無茶(おとなしちゃ)」を神前に供える「新茶祭」が今月(4月)30日に行われます。
熊野本宮大社に近い、田辺市本宮町の音無地区では、昔からお茶が栽培されていて、近くを流れる音無川から「音無茶」と名付けられ、霊場・熊野の特産品として知られています。
昭和30年代に「やぶきた」の品種が導入され、一番茶の新芽を揉みあげた、濃い黄金色ですっきりした味わいが特徴です。
新茶祭では、本宮大社の茶畑に神社の婦人会の会員が入って新茶を摘み取り、本殿に奉納しますが、今回は、地元の本宮小学校と三里(みさと)小学校の児童も茶摘みに参加する予定です。
熊野本宮大社の新茶祭は、4月30日・水曜日の午前9時半から茶摘み、午前10時から本殿での神事が行われます。