岸本知事葬儀・拍手に送られ旅立ち

2025年04月17日 17時28分

政治社会

今月(4月)15日に亡くなった和歌山県の岸本周平知事の告別式が、きょう(17日)和歌山市吹上(ふきあげ)の吹上ホールで営まれ、参列者が最後の別れを告げました。

岸本知事の葬儀のもよう(4月17日・和歌山市吹上)

午後1時から始まった告別式には、県内の市町村長や議会議員、企業の社長らが高野山真言宗の僧侶の読経のなか焼香し、手を合わせて最後の別れを惜しんでいました。

あいさつをする喪主の香織夫人

そして、喪主を務めた妻でNHK解説委員の香織(かおり)さんは「突然のことで、喪主としてここにいる現実感がありません。68年あまりの駆け抜けるような人生でしたが、本人は充実した良い人生だったと思っていると信じています。岸本周平は自慢の夫で、心から愛していました。これから選挙の季節になりますが、選挙が大好きだった夫を思い出して下さい」とあいさつしました。

参列者の拍手に送られ出発する岸本知事を乗せた霊柩車

最後は、支援者らの拍手やシュプレヒコールに見送られながら、岸本知事を乗せた霊柩車が式場をあとにしました。

なお県では、後日、お別れの会を開く予定です。

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