小林製薬は紅(べに)こうじサプリメントによる健康被害問題を受けて、紅こうじの原料を製造していた和歌山県内の子会社の工場を閉鎖すると発表しました。

閉鎖するのは紀の川市にある梅丹本舗(めいたんほんぽ)の本社工場です。

小林製薬は紅(べに)こうじサプリメントによる健康被害問題を受けて去年８月、紅こうじ事業からの撤退を決めていて、これに伴い、紀の川市の工場も閉鎖することを決めました。

また、小林製薬は紀の川市の工場の主力製品だった梅肉(ばいにく)エキスを用いた健康食品の生産休止も発表しました。

小林製薬は２０１７年から大阪市の工場で紅こうじを製造していましたが、効率化などのため、去年１月からは紀の川市の工場に製造設備を移していました。