任期満了に伴う串本町長選挙の投票が、きょう（１３日）行われ、即日開票の結果、現職の田嶋勝正(たしま・かつまさ)町長６６歳が、前町議会議員の新人候補をやぶり、５回めの当選を果たしました。

串本町選挙管理委員会が、午後９時１４分に発表した開票結果は次の通りです。敬称は省略します。

当選　田嶋勝正(たしま・かつまさ)　 無所属・現　４８５５票
　　　清水健太郎(しみず・けんたろう) 　無所属・新　３５５９票

以上が、この日行われた串本町長選挙の開票結果でした。

投票率は、６９・８９％で、４年前の前回選挙に比べ、０・８６ポイント低く、過去最低となりました。当日有権者数は、１万２２５８人でした。

当選を決めた田嶋氏は、町内の選挙事務所で、支持者らとバンザイをして喜んだあと、「災害対策・防災対策の面からも高速道路を一日も早く、串本まで完成するよう尽力したい。ロケットは、二つとないチャンスなので、最大限に活かして地域の発展につなげたい。高齢化対策として、医療・介護・福祉に重点的に力を入れたい」などと抱負を語りました。

田嶋氏は、１９５８年、串本町生まれで、県立串本高校、大阪芸術大学を卒業、旧串本町議会議員を経て、１９９８年１０月から旧串本町長を２期つとめたあと、２００５年５月、旧串本町と旧古座町の合併に伴う串本町長選挙で落選しましたが、２００９年４月の町長選挙で初当選し、今回で５回連続の当選となりました。