【万博】大阪・関西万博開幕、和歌山ゾーンもにぎやかにオープニング

2025年04月13日 16時50分

イベント歴史・文化経済

「大阪・関西万博」の関西パビリオン内にある和歌山ゾーンでは、開幕日のきょう(13日)、江戸時代から続く、紀州東照宮の大祭「和歌祭(わかまつり)」がオープニングを飾り、保存会のメンバーや和歌山県の岸本周平(きしもと・しゅうへい)知事らが、大神輿(おおみこし)とともに、来場者を出迎えました。

大阪・関西万博、和歌山ゾーンのオープニング、紀州東照宮の大神輿をかつぐ岸本周平知事ら

和歌山ゾーンには、岸本周平知事のほか、構築総合ディレクターの吉本英樹(よしもと・ひでき)さん、それに、クリエイティブディレクターのYusuke Murakami(ゆうすけ・むらかみ)さんや加藤峰子(かとう・みねこ)さんが顔をそろえ、挨拶しました。

大阪・関西万博、和歌山ゾーンで意気込みを語る岸本周平知事(中央)

岸本周平知事は、「3人の若い方が、素晴らしい展示を作ってくれました。上質な和歌山がつまったというコンセプトです。和歌山を国際的にも売り出していきたいと思います」と意気込んでいました。

大阪・関西万博、和歌山ゾーン構築総合ディレクターの吉本英樹さん(中央)

吉本英樹さんは、「和歌山ゾーンのありとあらゆる要素は、和歌山県の伝統的な技法や工芸で構成されています。これから半年間、中央のステージでは、毎週、入れ替わりで、県内各地の素晴らしい歴史あるものが登場します。ぜひ、和歌山が素晴らしいということを感じてもらいたいです」と挨拶しました。

和歌山ゾーンでスイーツを試食した東京から来た親子連れは、「私が食べたものは、甘酸っぱさを感じました。今まで食べたことのない味で、美味しいです」と
話していました。

「大阪・関西万博」初日の会場の様子

和歌山ゾーンでは、「和歌山百景―霊性(れいせい)の大地―上質のつまった和歌山」をコンセプトに、「よみがえりの旅」を映像と音で楽しめるほか、県内の老舗和菓子店などの職人と果物農家が協力して、紀州の森や里山をイメージしてつくられたスイーツとドリンクのセットが販売されています。また、週替わりで伝統芸能や祭りなどのステージパフォーマンスや展示も行われます。

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