「清洲の妻」演じる大竹しのぶさんが有吉佐和子記念館を訪問

2025年04月11日 18時02分

イベント政治歴史・文化社会

女優の大竹しのぶさんが、この夏(2025年)京都の南座などの舞台で、和歌山市出身の作家・有吉佐和子(ありよし・さわこ)原作の「華岡青洲の妻(はなおか・せいしゅうのつま)」で加恵(かえ)役を演じることになり、きょう(4月11日)原作ゆかりの和歌山県内を訪問し、上演をPRしました。

大竹しのぶさんを囲んでの記念撮影(4月11日・和歌山市・有吉佐和子記念館)

大竹さんは、南海和歌山市駅近くの「有吉佐和子記念館」を訪れ、和歌山市の尾花正啓(おばな・まさひろ)市長らの出迎えを受けました。

大竹しのぶさんを案内する和歌山市の尾花市長

館内では、尾花市長が復元された書斎や展示品などを紹介したほか、記念館の恩田雅和(おんだ・まさかず)館長や、今回の上演を応援する地元の婦人団体のメンバーらと歓談しました。

加恵役への意気込みを語る大竹しのぶさん

大竹さんは今回の役にかける意気込みについて「役の中で登場する柔らかい言葉にも鋭さがある紀州の言葉に関心があります」と語り、名作の芝居での大役に身を引き締めていました。

大竹さんは、このあと紀の川市にも足を運び、華岡青洲ゆかりの「青洲の里」などを訪問しました。

大竹さんが出演する舞台「華岡青洲の妻」は、ことし7月10日から23日まで、京都の南座で上演されるほか、福岡県久留米市(くるめし)での上演を経て、8月1日からは東京の新橋演舞場でも上演されます。

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