和歌山市「こども誰でも通園制度」6月試験運用開始へ

2025年04月10日 17時41分

政治教育社会福祉・医療

親の就労要件に関わらず、保育所や認定こども園などに通っていない生後6か月から2才児を一時的に預かる「こども誰でも通園制度」が本格的に実施されるのを前に、和歌山市は、試験的に市内の2つの保育所で、ことし(2025年)6月から試験的に運用を始めます。

この制度では、1か月10時間以内で、一時的に対象の乳児から幼児を1時間単位で預かるもので、料金は1時間あたり300円です。

和歌山市では、今回、砂山(すなやま)と楠見(くすみ)の2か所の保育所で利用の受付を行っています。

和歌山市によりますと市内にはこの制度の利用可能なこどもが4400人いて、尾花正啓(おばな・まさひろ)市長は「働いていない人でも利用できる制度で、時間が選べるほか、育児や子育ての相談にも乗ってもらえるため、気軽に利用して欲しい」と制度の浸透に力を入れています。

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