新宮市内の20代女性、200万円余、特殊詐欺被害
2025年04月08日 17時56分
新宮市内に住む20代の女性が、警察官を名乗る男からの電話を信じ、200万円あまりをだまし取られました。新宮警察署が特殊詐欺事件として捜査しています。
きょう(8日)午前8時頃、新宮市内に住む20代の女性に、山口県警の警察官を名乗る男から電話があり、「逮捕した男が、あなたの名義の口座を詐欺に使っていた。マネーロンダリングに関係するかどうか調べる必要があるので、お金を振り込んでほしい」などと言われました。これを信じた女性は、指示されるまま、2回にわたり、あわせて現金216万円を指定の口座に振り込んでしまいました。
このあと、女性が交際相手に「逮捕されるかもしれない」などと相談し、詐欺と気付いた交際相手が警察に通報しました。
和歌山県警では、同じような手口の被害が多発しているとして、よくわからない電話やメール、SNSなどを受けた時は、相手の話を信じ、行動する前に、確認電話の利用を呼びかけています。番号は、0120・508・878です。「これは・わなや」と覚えて、活用してください。