紀南の梅・ヒョウによる被害(第一報)
2025年04月08日 18時17分
今月(4月)6日に和歌山県内で降ったひょうの影響で、紀南地方の梅畑で果実に傷が付く被害が相次ぎ、和歌山県の調べによりますと、きょう(8日)の時点で被害総額が2億6379万円にのぼっています。
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県・農林水産振興課によりますと、ひょうの被害は、田辺市とみなべ町の梅畑あわせて1433ヘクタールで確認され、被害総額は2億6379万円にのぼっています。

紀南地方では、去年(2024年)も天候不順とひょうが相まって梅が不作となったばかりで、田辺市上芳養(かみはや)の梅農家は 「まさかことし(2025年)もひょうにやられるとは思っていなかった。夜中にひょうが降ったときは、梅の木にカッパを着せてやりたい気持ちだった。ことしも不作になるのではと心配だ」と肩を落としていました。
県では、ほかにも被害があるとみて引き続き調査を続けています。