【選挙】海南市長選、現職の神出氏が無投票で6選
2025年04月06日 17時56分
任期満了に伴う海南市長選挙がきょう(6日)告示され、無所属・現職の神出政巳(じんで・まさみ)市長74歳のほかに、立候補者はなく、無投票で6回目の当選を決めました。市の選挙管理委員会によりますと、きのう(5日)現在の海南市の選挙人名簿登録者数は、4万604人でした。

神出氏は、1951年、海南市生まれで、県立海南高校から明治大学に進み、大学院を修了したあと、一級建築士として建設会社で勤務し、旧海南市議会議員や和歌山県議会議員を経て、2002年4月の旧海南市長選挙で無投票で初当選しました。そして、2005年4月、旧海南市と旧下津町の合併に伴う海南市長選挙で、無投票で当選して以来、6回連続での無投票当選となりました。

神出市長は、支持者らとバンザイをして、当選を喜んだあと、「市の職員らと共に取り組んできたことを市民の皆さんが評価してくれたと思う。経済対策や大規模災害に対応した国土強靭化に取り組みたい」と話しました。また、「市内の道の駅と図書館、建設中の防災公園を核にして、交流人口を呼び込みたい」と今後の取り組みにもふれました。