和歌山県・下宏副知事の退任セレモニー

2025年03月31日 18時23分

政治

16年間にわたる業務を全うした和歌山県の下宏(しも・ひろし)副知事が、2024年度最後の日のきょう(3月31日)和歌山県庁をあとにしました。

退庁セレモニーで花束を受け取る下副知事(右)(3月31日・和歌山県庁)

下副知事は県職員の出身で、広報室長や商工労働部長などを歴任したあと、仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)前知事時代の2009年4月に副知事となり、岸本周平知事に代わった2022年以降も含め、通算16年副知事を務め、任期満了となるきょうで辞職しました。

任期最後の日となったきょう午後0時45分から、和歌山県庁正面玄関前で退任セレモニーが開かれ、岸本知事や県議会の鈴木太雄(すずき・たいゆう)議長と議員、それに県の職員やOBらあわせておよそ500人が参加しました。

岸本知事は「曲がったことが大嫌いで、堂々と仕事をされてきた。一方で、県民にはとても優しい対応をしてくれた。職員にも温かいまなざしをおくってくれた。今後も健康に留意し、時にはご意見番として相談させて欲しい」とあいさつしました。

下副知事は「本当に感謝の気持ちしかない。今後も、県庁が出勤したらワクワクしながら仕事が出来るような職場になれば嬉しい」と別れの言葉を述べ、拍手で見送られるなか、公用車で県庁をあとにしました。

あす(4月1日)からは、県教育委員会の宮﨑泉(みやざき・いずみ)教育長が副知事に就任します。

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