【高校野球】智辯和歌山、30日、31年ぶりの優勝をかけて横浜と決勝戦で対決、センバツ
2025年03月29日 15時34分
甲子園球場で行われている選抜高校野球大会の準決勝で埼玉の浦和実業に勝った和歌山の智辯和歌山はあす(30日)の決勝戦で神奈川の横浜と31年ぶりの優勝をかけて戦います。休養日のきょう(29日)は、両校とも頂点を目指し調整しました。智辯和歌山は、主催者から割り当てられた西宮市内のグラウンドでは練習を行わず、関係者によりますと智辯和歌山のグラウンドで調整をしました。智辯和歌山の中谷監督は「横浜は一言で強い。戦い方も盤石だ。横浜の奥村、織田は高校生ではなかなか攻略が難しいレベルのピッチャーだ。上位打線の上級生が引っ張ってほしい」と話していました。また去年秋の明治神宮大会で優勝した横浜は西宮市内のグラウンドでシートノックやフリー打撃に汗を流しました。選抜大会では智辯和歌山が5度目の決勝進出で、94年以来31年ぶり2度目の優勝を狙います。一方横浜は、2006年以来19年ぶりの決勝進出で、4回目の大会制覇を狙います。両校とも全国有数の実力を誇り両校の対戦は94年の選抜大会の2回戦以来です。前回の試合は智辯和歌山が10対2で勝って、智辯和歌山が勝ち進み、優勝しています。和歌山県勢と神奈川県勢の対戦成績は和歌山の5勝4敗で、横浜は今大会の初戦で和歌山の市立和歌山を下しています。その前の対戦は2000年の選抜大会で東海大相模が智辯和歌山を4対2で破っています。このほか春夏の大会を合わせますと横浜が5回、智辯和歌山が4回甲子園で優勝しています。あす(30日)の決勝戦は午後0時半から行われます。