センバツ高校野球 智辯和歌山ベスト4へ
2025年03月26日 18時42分
阪神甲子園球場で開催されているセンバツ高校野球は、大会9日目のきょう(29日)、ベスト4進出をかけた準々決勝4試合が行われ、第3試合で、智辯和歌山が広島商業に勝ってベスト4進出を決めました。
1回戦、2回戦と2試合連続で2ケタ安打を放つなど打線好調の智辯和歌山は初回、広島商業の先発、エース大宗(おおむね)の立ち上がりを攻めて3番・山下(やました)、4番・福元(ふくもと)の連続タイムリーで2点を先制すると、2回にも3点を追加し、ゲームの主導権を握りました。
8回にも5番・荒井(あらい)、6番・山田(やまだ)の連続タイムリーツーベースで2点をあげ、突き放しました。
守っては、智辯和歌山先発のエース渡辺(わたなべ)が8回まで3安打無失点。
最終回も宮口がランナーを出しながらも得点を許さず、智辯和歌山7対0で広島商業を破って7年ぶり5回目のベスト4進出を決めました。
勝った中谷(なかたに)監督は「気合と根性でしっかり準備してやっていきます」と準決勝に向けての意気込みを語りました。
また、エースの渡辺(わたなべ)は「相手もどんどん強くなっていき、厳しい戦いになっていくと思うので、目の前のバッター一人一人を抑えて、チームを勝たせるピッチングができれば」と準決勝に向けての抱負を語りました。
智辯和歌山はあさって(28日)の第2試合で埼玉の浦和実業の勝者と対戦します。
和歌山放送では、この試合の模様も実況中継でお送りします。