黄色いワッペン贈呈式/和歌山市
2025年03月26日 17時11分
和歌山市内に支店がある生命保険や損害保険、金融機関の4社が、ことし(2025年)も、この春和歌山市内の小学校に入学する新1年生およそ2560人に、黄色いワッペンを贈呈しました。

贈呈したのは、みずほフィナンシャルグループ、明治安田生命保険、損保ジャパン、それに第一生命保険の4社です。
この取り組みは、交通事故の多発により交通戦争と呼ばれた昭和40年代に、息子を交通事故で亡くした母親が当時の総理大臣に交通事故撲滅を訴えたことがきっかけで始められ、今回で61回目です。
60回を迎えた去年からは、新たにピカチュウがデザインに加わりました。

4社は、全国の新1年生に交通事故傷害保険付きの黄色いワッペンを贈呈する活動を展開していて、きょう(26日)、和歌山市内のおよそ2560人分のワッペンの目録が、みずほ銀行和歌山支店の松栄孝直副支店長ら4社の代表から、和歌山市の尾花正啓市長に贈呈されました。
続いて、新1年生を代表して、和歌山市立有功東小学校に来月(4月)入学する安原瑛海さんと辺見結さんの左肩に、黄色いワッペンがつけられました。

明治安田生命保険相互会社の村尾和義和歌山支社長は「黄色いワッペンをつけて交通ルールを守り、元気に学校に通ってもらえれば」と挨拶しました。
尾花市長は「黄色いワッペンをつけることで新1年生だとドライバーにもわかるので、ドライバーも特に気をつけるようになる。市としても通学路の安全確保に努めていきたい」と話していました。