和歌山県とJALが包括連携協定
2025年03月24日 16時59分
和歌山県と、熊野白浜リゾート空港に定期便を就航している日本航空は、空港の利用促進と地域振興に貢献する取り組みを連携して行うとして、3月24日、包括連携協定を締結しました。
とJALの鳥取社長株和歌山放送中右)(3月24日・白浜町・熊野白浜リゾート空港).jpg)
協定では、熊野白浜リゾート空港の利用促進や、紀伊半島全体に外国人観光客を誘致すること、県産品のプロモーションや首都圏への輸送などに、県と日本航空が連携して取り組むとしています。
この日、熊野白浜リゾート空港の国際線ターミナルで行われた締結式で、和歌山県の岸本周平知事と日本航空の鳥取三津子(とっとり・みつこ)社長が、包括連携協定書にサインしました。

岸本知事は「現在3往復の羽田便を4往復に増やしたい。県に空港振興担当部長を新たに設け、オール県庁でJALと協力して振興を図る」とあいさつしました。

鳥取社長は「現在足もとで20万人の羽田便利用者を、今後、2030年までにおよそ1・5倍の32万人に増やしたい。スカイメイトの若者の利用促進などにも取り組みたい」と意気込みを語りました。


ところで、きょう午前9時5分発・羽田便の機体に、まもなく開幕する大阪・関西万博をPRするため、日本航空とバンダイナムコホールディングスがタイアップして運航している、アニメ「機動戦士ガンダム」をデザインした「JALガンダムJET」が使用されたほか、日本航空とウィラーアクロス株式会社がタイアップした天井を開放したキッチン付きの2階建てバス「JAL×ガンダムレストランバス」がお披露目され、観音山(かんのんやま)フルーツパーラーが手掛ける和歌山産果物のパフェやフルーツサンドが関係者に提供されました。
と岸本知事(右).jpg)
ガンダムJETは、万博開催期間中の10月まで国内の地方路線を中心に運航するほか、レストランバスは、3月29日と30日限定で白浜町内を巡るツアーに使用されます。