【高校野球】智辯和歌山、活発打線で準々決勝へ

2025年03月25日 17時46分

スポーツ

甲子園球場のセンバツ高校野球は、大会8日目のきょう(25日)、第1試合で、智辯和歌山が、初出場の沖縄代表・エナジックスポーツを9対4で下し、ベスト8に進出しました。智辯和歌山は、あす(26日)の準々決勝で、広島商業と対戦します。

この日行われた2回戦の智辯和歌山対エナジックスポーツ戦は、智辯和歌山が13安打9得点と打線が活発で、初回に1点を先制すると、4回まで毎回得点で8点を奪い、主導権を握り、投げては、4回2失点の渡辺から田中、宮口とつないで逃げ切りました。対するエナジックスポーツも、6盗塁と機動力も駆使して反撃しましたが、及ばず、結局、智辯和歌山が、9対4で、エナジックスポーツに勝ちました。

試合後、智弁和歌山の中谷仁(なかたに・じん)監督は「相手によく動かれて、ばたばたした試合になった。ピンチで、複数得点を許さなかったことが勝因として大きい」と振り返り、山田希翔(やまだ・まれと)主将は「ノーサイン野球に対して、自分たちがしっかりコミュニケーションを取っていくことを心がけた」と話しました。

1回戦で完封したエース渡辺は、先頭打者に四球を与えるなど「自分の投球ができなかった」と不満顔でしたが、「悪い流れで後ろにつないでしまった。次はしっかり投げる」と気合いを入れ直し、2番手の田中、3番手の宮口はともに「甲子園のマウンドを経験できたのは大きい」と口をそろえました。

勝った智辯和歌山は、大会9日目のあすの第3試合で、広島商業と対戦します。和歌山放送では、この試合も甲子園球場から実況生中継でお伝えします。

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