バスが防風林に衝突1人死亡、 那智勝浦とさいたま結ぶ夜行バス、会社が謝罪
2025年03月23日 15時21分
三重県御浜町の国道で大型バスが道路脇の防風林に突っ込み、運転手の男性1人が死亡し、乗客21人がけがをした事故で、運行会社の西武観光バスは、きょう(23日)、「多大な心配と迷惑をかけ、深くおわびする」とのコメントをホームペーに掲載しました。警察の捜査に全面協力するとともに「再発防止に向けて全力で取り組む」としています。
三重県警や地元の消防によりますと、この事故は、きのう(22日)午後8時半頃、三重県御浜町の国道42号で、西武観光バスが運行する夜行バスが道路脇の防風林に突っ込んだもので、運転手で埼玉県川越市の50代の男性が死亡し、乗客21人がけがをしました。乗客の多くは軽傷だということです。仮眠していたもう1人の運転手にけがはありませんでした。
バスは、那智勝浦町からさいたま市へ向かっていました。現場は和歌山県境に近い三重県南部の片側1車線の直線道路でした。バスは道路脇の木に衝突して正面部分が大きくへこみ、フロントガラスが大破しました。警察で事故原因を詳しく調べています。